1949-05-27 第5回国会 参議院 本会議 第36号
それから先程議長の注意がございましたから私は述べませんが、実に私がこの人々が軍國主義的思想と結ばつているという結論をせざるを得なかつた証拠は幾つも持つているのであります。過去の行動においていろいろ幾つも持つているのであります。それでありますから、本当に在外同胞の身の上を思い、更に日本の平和國家としての育成を考えたならば、こうした三人の議員の方々を除名決議することは本当に至当なのであります。
それから先程議長の注意がございましたから私は述べませんが、実に私がこの人々が軍國主義的思想と結ばつているという結論をせざるを得なかつた証拠は幾つも持つているのであります。過去の行動においていろいろ幾つも持つているのであります。それでありますから、本当に在外同胞の身の上を思い、更に日本の平和國家としての育成を考えたならば、こうした三人の議員の方々を除名決議することは本当に至当なのであります。
その点において吉村隊事件のごときは、成る程第一年において相当蒙古の給養が惡かつたということは事実ですけれども、それよりも増して從來の軍國主義的な思想、そうしてその制度が、あのような、吉村隊長をしてああいうようなスパイ制度を作らして、そうして同胞に対して苛酷な労働を負荷しながら、暴力團を雇つてこれに対していろいろな苛酷な制裁を加えたというようなことは、誠に我々の側にあつた封建的、軍國主義的思想及びその
その背景となすものが軍國主義的思想であるということが明らかなのにも拘わらず、この岡元委員の作つたこの中間報告書案というものは、全く事実を捏造したものである。 それでありますから、これが委員会に提出された時に、熾烈な討論が行われたのであります。
その前に、「吉村隊長が軍國主義的な影響下にこうした思想を持つているというのでなく」云々ということになつておることなど総合いたしますと、反動的議員ということは、軍國主義的思想の影響を受けた議員という意味でありますか、或いは封建的という、單にそんな意味から軍國主義的な意味にような全趣旨から見えるのですか、その点はどうですか。
○委員外議員(星野芳樹君) 反動というのは日本がポツダム宣言の線に副つて、平和的民主國家になつてそれの方に進めるのが相当ですが、それを逆轉して、過去のごとき軍國主義的思想に引き戻そうとするのが反動であります。実際に吉村隊長というのは、考え方というのは誠にこれは軍國主義時代の産物であります。而もこれを了解し、これを支持するがごときは明らかに反動であると思うのであります。
我が國においても、こういうことは十分に我が國の特殊な今日の封建的な思想、軍國主義的思想、こういうものがある。こういう特殊な状態から來ております。我々はこの点において戰爭責任の追及、そういう問題について片山首相並びに芦田外相の御答弁を要求します。 第二には芦田外相は沖繩、千島、そういう領土の回復をして欲しいというようなことを述べられたと報道されておる。